Ubuntuのスワップ領域を拡張する

Ubuntu

Ubuntuのスワップ領域を拡張する方法を紹介します

環境

Ubuntu18.04 LTS
RAM 8GB
現在のスワップ領域 2GB

拡張方法

スワップファイルの作成

スワップファイルというのは内容がゼロのファイルです。このファイルがスワップ領域になります。

sudo dd if=/dev/zero of=/var/swapfile bs=1M count=6144
sudo chmod 600 /var/swapfile
sudo mkswap /var/swapfile

of=のあとはスワップファイルを作成する場所と名前です
別にどこに作成してもらっても構いません
count=のあとがスワップファイルの大きさです。私の場合は元からの2GBと合わせて8GBにしたかったので6GBを指定しました。
そのあとに権限の設定とフォーマットを実施しています

スワップ領域として設定させる

sudo swapon /var/swapon

このコマンドでOSに先程作成したスワップファイルをスワップ領域として認識させることができます。システムモニターやfreeコマンドで確認してみてください。認識されているはずです。

今後も認識されるように設定

先程のコマンドでスワップ領域を認識できたのですが、このままでは一時的なものでパソコンを再起動すると解除されてしまいます。再起動しても認識してくれるように設定しておきます。

sudo echo "/var/swapfile none swap sw 0 0" >> /etc/fslab

スワップ領域を削除したいとき

swaponを実行したところをswapoffに変えて、作ったスワップファイルを削除すればOKです

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